メッセージ
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非常勤助手
望月 真理子
順天堂大学卒業
治療方法は必ずしもひとつではない
私は順天堂大学形成外科に2010年より所属し、現在は大学では非常勤助手として主に専門分野である血管腫血管奇形の診療をする傍ら、自らのクリニックでは一般形成外科の診療も行っております。
形成外科の道に決めたのは、身体の異常や欠損などに対し機能だけでなく形態的にもより正常に、より美しくするということにとても魅力を感じたからです。形成外科は分野が広く、専門医の取得には全般的な症例の経験が必要ですが、順天堂ではそれらの症例を十分経験することが可能だと思います。スタッフの数はそう多くなく、多忙な日もありましたが、自分自身の成長の大きな糧になりました。そして専門医取得前の時期に血管腫血管奇形の患者さんの治療に多く関わる機会があり、経験するうちにこの疾患は患者さんにより症状は多彩で、治療方法も必ずしも一つではないためとても興味深い分野であると感じました。患者さんの訴えや背景を考慮し一人一人にとってできる限り良い治療を行ったことで患者さんの満足が得られた時には、やりがいや自分の可能性を感じます。
柔軟なキャリアプランを描ける
専門医取得後、眼科医である夫と共にクリニックでの診療を開始することになりました。大学でのスキルアップ、将来の事、家族の事などとても悩み迷いましたが、教授や医局長を始め先輩方が親身になって話を聞いてくださり、協力してくれる仲間がいて現在は大学では非常勤として働いております。当講座はお互いに個人の考えや希望を尊重することで、医局員は興味ある分野においてそれぞれの働き方やペースで研鑽することができる職場です。私のように大学では専門分野や新たな分野におけるスキルアップに日々努め、自らのクリニックでは地域医療に貢献するといった自分らしい働き方も可能です。専門や目標が決まっている方も、これから見つける方も是非一緒に働きましょう!